|
「旅路の果て荘」は、オンタリオ湖に流れ出るハンバー川に面した緑深い高級住宅街にあります。この家の維持とふたりの息子の教育費を捻出するために、モードは創作のペンをとりました。彼女は再びアンシリーズを執筆、「アンの幸福」(1936)と「アンの愛の家庭」(1939)の合間に、新しい主人公ジェーンを生みだし、「丘の家のジェーン」(1937)を出版。この物語はトロントとPEI(プリンスエドワード島)双方を舞台にしています。 若き日に「旅路の果て荘」のモードを訪ねたことのある児童文学作家、Bernice Thurman Hunterは、モードとの貴重な面会を彼女の作品「As Ever, Booky」にいきいきと書き表しています。モンゴメリの作品の影響を受けたり、または慣れ親しんだという女流作家には、Kit Pearson, Jane Urquhart, Alice Munro, Jean Littleなどがおり、彼女たちは現在カナダの文壇で活躍しています。 ルーシー モード モンゴメリは、1942年4月24日に「旅路の果て荘」にて息をひきとりました。モードの遺体は、彼女が生涯愛して止まなかったPEIのキャベンディッシュの墓地に埋葬されました。夫ユーアンは、その翌年に亡くなり、同じ墓地にモードとともに眠っています。 |
|