01.05.09
Emikoの夢への扉
Emikoさんのサイト「Emikoの夢への扉」を更新。Net新聞に17番目の文章が加わりました。Emikoさんは「赤毛のアン」との出会いから、PEIでのワーキングホリデー体験へとご自身の夢を実現させた若者のひとり。彼女の2008年の日々は、嵐一筋のような… 元気いっぱいのEmikoさんです。
A L.M. Montgomery Miscellany
Emikoさんのサイト「Emikoの夢への扉」を更新。Net新聞に17番目の文章が加わりました。Emikoさんは「赤毛のアン」との出会いから、PEIでのワーキングホリデー体験へとご自身の夢を実現させた若者のひとり。彼女の2008年の日々は、嵐一筋のような… 元気いっぱいのEmikoさんです。
モンゴメリの伝記作者でもある文筆家Dr Mollie Gillenが1月3日朝8時15分、入院先の病院にて亡くなりました。享年100歳。
最後に私が会ったのは12月26日。日本の皆様からの年賀状をお届けし、一時間ほどおしゃべりを楽しみました。この日は普段よりお元気そうで、ダイニングルームを行き交うボランティアの女性にも握手を求め、ランチのスープをお替わりし、エッグサラダサンドイッチを殆ど残すことなく召し上がっていらっしゃいました。春になったら、娘さんの住む「英国ロンドンに一緒に飛行機に乗って行きましょう」と私たちはそんな夢物語を話したのでした。
車イスの彼女は私の両手をずっと握っていました。その翌日に倒れられ、入院検査と続き、そのまま帰らぬ人となりました。
今、私が出来ることは何だろうと昨日から考えていましたが、モリーの功績を後世に伝えるウェッブページを今後作って行きたいと思っています。
先の11月のお誕生日、続くクリスマスとお正月にカードやメッセージを送ってくださった皆様、モリーの最期に光を下さった皆様に心から御礼申し上げます。
実はまだここトロントは大晦日の夕方なんですが、日本は一足先に元旦を迎えたんですね。
それでは、アン川柳大会の最終選考結果発表で〜す!第一次選考に残った9つの作品の中から3つが選ばれました。(最後はクジという運任せでありました。)
その結果は〜
アン賞は、ばかげたアン様「図書館の 隅っこアンの 指定席」
ギル賞は、山崎様「得意なの 告白お詫び 子どもの看病」
ダイアナ賞は、雪ねこ様の「アン(餡)だから 低脂肪なのは あたりまえ〜」
おめでとうございます!ぱちぱちぱち!(<ー拍手)記念品の発送は来週になるかと思いますが、のんびりお待ちください。(お三方、念のためにyuka@yukazine.comにご住所をお報せ下さいませ。)
アン出版百年を記念しての私の勝手なアン川柳大会に参加してくださった12名の皆様、楽しい川柳をありがとうございました。
2009年は、Anne of Avonlea「アンの青春」出版百年ですね〜。(<ーこれからも延々とモンゴメリの追っかけは続きそうです。)いつもアンの明るさを胸に進んでいきましょう。
皆様、今年も宜しくお願いいたします。

総計35のアン川柳が集まりました。ご応募くださった皆様感謝であります。先日、友人ふたりを審査委員に迎え、笑える&楽しい&とっても気に入ったという観点から川柳を選出してもらいました。おひとりで複数送ってくださった方もいらっしゃいます。審査員には、どなたの句かわからない状態で、何の前知識もなく選んでもらいました。まず、ふたりが選んだ9つを以下五十音順にご紹介。
1)アン(餡)だから 低脂肪なのは あたりまえ〜 (雪ねこ 様)
2)アン(餡)読んで 愛がお腹に たまります (下田いちご 様)
3)アン読んで 暗から明へ 変心だ (北原 様)
4)今ならば かなりトレンド 緑の刈り上げ (山崎 様)
5)得意なの 告白 お詫び 子どもの看病 (山崎 様)
6)図書館の 隅っこアンの 指定席 (ばかげたアン 様)
7)ビューティーヘア 試し塗りせず 結果知る (ON 様)
8)ラヴァーズレーン 今度もツレは ダイアナか (加藤 様)
9)わが夫 ギルバートより 色男 (北原 様)
上述9つの中から、最終の「アン賞」「ギル賞」「ダイアナ賞」をそれぞれひとつずつ選ぶことに。さーて、こうなっては甲乙つけがたし。というわけで、小さな紙片にそれぞれの川柳の番号を書いて、なんと審査員ふたり&私が一枚ずつ紙をピック・アップいたしました。
その結果は、元旦に発表させていただきます。この三賞に選ばれた方にはアン賞にはアンのトートバッグ、ギル賞&ダイアナ賞にもアン関連グッズを贈らせて頂きます。
また、この他、ご応募下さった皆様へささやかなプレゼントを郵送させていただきますので、ぜひ、ご住所をsenryu@yukazine.com宛にお報せ下さいね。よろしくお願いいたします。

11月に100歳になられたMollie Gillenさん。その後転倒されて体調をくずされていたこともあり、クリスマス前に会うことができませんでしたが、今日ようやく面会できました。ナーシング・ホームのダイニングルームには大きなクリスマスツリーが飾られています。丁度ランチタイムで、車イスに座って食事を待っている間のモリーさんに、日本の方々から送られて来た手作りの素敵な年賀状を手渡すことができました。
手触りの良い和紙に色とりどりの飾り付けが施された、どれも工夫を凝らされた可愛らしいカードです。Lovely cardsとかVery niceと繰り返すモリーおばあさん。余程嬉しかったのか、何度も何度もカードの表面を触っていました。送ってくださった皆様、モリーに代わりまして御礼を申し上げます。ありがとうございます。
最近出版されたMagic Islandの末尾Notesにて著者Elizabeth Waterstonは、モリーさんが70年代に著したモンゴメリ伝記The Wheel of Things (『運命の紡ぎ車』)について、”Mollie Gillen’s The Wheel of Things is an older but still useful biography; Mary Rubio’s The Gift of Wings presents and interprets more recent research”と述べています。
また、Waterstonと双璧ともいえるモンゴメリ研究者Mary Rubioは近刊The Gift of Wings の中で、”An excellent early biography”とモリーのモンゴメリ伝記を大絶賛。
そう、モリーさんがモンゴメリ生誕百年を機に徹底的なリサーチをし、マクミラン氏宛のモンゴメリ直筆手紙の束を発見されたのは驚異的なことです。当時、そういった手紙が現存しているとは誰も思っていなかったわけです。そうしてあの伝記を著さなかったら、モンゴメリ研究は今のような形にはなっていなかったことでしょう。
尊敬するモリーは今日も私に何度もつぶやいていました。I love you darling…
The Kyoto University of Foreign Studies Anne Haiku Team(京都外国語大学アン俳句チーム)のスタッフの皆様からあったかメールを頂きました。先日、学生さん主催のアン・シンポジウムの際に、アンをテーマに一般から俳句を募っていましたが、私の句が当日会場で読まれたことなどのうれしいお知らせでした。七カ国から「メール、FAX、手紙やポストカードでお送りいただいた英語や日本語で書かれた俳句は合計452句」だったそうです。その中から選ばれて読んで頂けたなんて、私にとっては本当に奇跡的なこと!2008年『赤毛のアン』北米出版百年の終わりを飾る画期的な出来事でした。
さて、暮れようとしている2008年、今の心境はといいますと…
めぐりゆく 季節をアンと 共に生き
というのが素直な気持ちであります。

先日のこと。モンゴメリ関連ドキュメンタリーフィルム制作中のリサさんが我が家に現れました。昨年以来、カメラ・シャイの私はずーっとインタビューを断り続けていたため、本日は我が家で家人(相棒)にインタビュー。途中でカメラを止めて、モンゴメリ関連の裏話(ゴシップ)に花が咲きました。彼女はこれまで多くの方々をインタビューしていることから、まあ、いろんなお話を伺うことができました。うっふっふ。
モンゴメリが暮らしたオンタリオ州ノーヴァル村近郊のGuelph(グェルフとかゲルフとか聴こえる)には、彼女が訪ねたゆかりの場所や建物が幾つか残っています(残っていない場合も有り)。インターネットで公開されているマップでモンゴメリの足跡を訪ねる旅をどうぞ。画面左手から訪ねたい場所をクリックするとイメージ画像と説明文がご覧になれます。
ちょっと驚いたのはOntario Reformatory(オンタリオ州感化院)も紹介されていたこと。ここはモンゴメリ自身は関係がないのですが、彼女の死後1950年代に長男チェスターが横領の罪で収容されたところ。それのみならず、チェスターの実の息子(別居後ずっと会っていなかった最初の妻との子どもキャメロン)もこの感化院のお世話になったそうであります。この親にして…
“Although Lucy Maud Montgomery was not personally connected with the Ontario Reformatory, her son Chester served time there in the 1950s. Chester’s troubled son Cameron also served time in the reformatory…”
先日読了したルビオ先生のモンゴメリ伝記L.M. Montgomery: The Gift of Wingsにモンゴメリの後半の人生の悩みが詳しく描かれていますが、長男チェスターの行状を知るに及び背筋の寒い思いがします。
これまで日本で知られているモンゴメリの人生は先達の伝記(特にモリー・ギレン博士の『運命の紡ぎ車』)を下敷きにしたものが多かったようです。が、今後はルビオ先生の御本が参考文献として重要な位置を占めることでしょう。