09.07.08
愛があれば…
友人が「おもしろいよ」と教えてくれた、タコさんの愛の物語。秀逸です。
A L.M. Montgomery Miscellany
Ben Stillerの最新作Tropic Thunderを友達と一緒に観に行った。パロディーのオンパレード!下品なギャグ満載。笑おうにも笑えない箇所多々あり。それにしてもよくやるなあ、Ben Stiller。彼の誕生日がモンゴメリと同じ11月30日と知って、軽く目眩を感じた日であった。
最近、子どもが主人公の映画2作をDVD鑑賞。
Son of Ramboはフィルム作りに夢中になる男の子が主人公。現実世界に必要な友情や家族愛が描かれている。ファンタジーとかイマジネーションとか、そういった子どもの発想がうまいこと映像化されてます。笑えて、どきっとして、そうして泣けました。男の子たちが、活き活きしていてかわゆいです。自分が幼い頃にやったことを彼らもやってたりして、そういう場面をみつけてプフフと吹いてしまいました(香りつき消しゴムをクンクンするとか…)
テリー・ギリアムのTidelandは、ジャンキーな両親を失った女の子が主人公。ウサギ穴に落ちたアリスみたいな不思議な生活が異様な脇役らとともに展開する。少女のファンタジーランドがヴィジュアル的におもしろい。それにしても女の子が主人公だとセクシャルな面で危険度数が上がるものなんですねえ。
どちらの映画も主役の子たちの演技が圧巻でありました。
職場に日本から観光で女性の方がお見えになった。彼女は、私が以前「ねこ新聞」さんに連載していた児童文学のなかの猫に関する諸々の拙文を読んでくださっていた方で、熱心なねこ新聞読者でありました。感涙ものです。たいへん気さくで朗らかな方で、お話をしていたら、「あんな文章を書かれるから、もっとお年の方かと思っていましたよ」と仰せになり、私は一瞬「?」となりました。文章で年齢が分かるものなのかあ。ということは、私の文章って… このブログは軽くやってますが、それでも壮年の香りでしょうか。どうなのかしら〜。やっぱり昭和の香りがしましゅう〜??
我が敬愛すべきベンジャミンくんの論文がPDFファイルになってます。もー、題名からして巧い!
Pigsties and Sunsets: L. M. Montgomery, A Tangled Web, and a Modernism of Her Own by Benjamin Lefebvre
http://ejournals.library.ualberta.ca/index.php/ESC/article/viewFile/3115/2472
ちなみにこの論文が掲載されているEnglish Studies in Canadaのサイトはこちら。
http://ejournals.library.ualberta.ca/index.php/ESC/index
モンゴメリの最新伝記Lucy Maud Montgomery: The Gift of Wingsの著者であるメアリー・ルビオ先生のお声が聞けます。
http://www.onpointradio.org/shows/2008/08/anne-of-green-gables/
スコットランド系で長老派でもあるルビオさんは、同じバックグランドを持つモンゴメリを深く理解されているお方です。このラジオでの彼女の音声はややかすれ気味でもありますが、やわらかく滑らかで、もしかするとモンゴメリもこんな感じでおしゃべりされたのでは…と思うのでありました。
このラジオ・インタビューではルビオ先生とアン映画三部作のプロデューサーであるサリヴァン氏も登場しています。
モンゴメリ研究が盛んになってきた背景に、プリンスエドワード島大学にモンゴメリ研究所が発足したことがありますが、その担い手というか大黒柱はエリザベス・エパリー先生。彼女のことは「赤毛のアン:シリーズ もっと知りたい名作の世界 10」(ミネルヴァ書房)に寄稿した拙文にてやや触れましたが、今日、もっと詳しい紹介記事を発見しました。

STEPHEN MACGILLIVRAY PHOTO
http://dailygleaner.canadaeast.com/balance/article/392876
幼い頃からアンが好きで、アメリカからカナダに移住し、プリンスエドワード島大学にて学び後に学長に就任。英文学教授として教鞭を執る傍らモンゴメリ研究を長年続けておられる彼女。記事の最後の彼女のお言葉が全てを表わしているようです。
“And a part of me will always live with Montgomery. Montgomery is a part of my daily life.”
日本とカナダの合作で、「赤毛のアン」関連の映画が制作されているようです。第二次大戦時カナダ兵が残して行ったAnne of Green Gablesを読んだ日本人女性の孫が、祖母の憧れの地PEIを訪ねるというあらすじらしい。
詳細は以下です。
http://www.booster-pro.com/anne.html

Bram Stoker’s Notes for Dracula
A Facsimile Edition
Bram Stoker Annotated and Transcribed by Robert Eighteen-Bisang and Elizabeth Miller
ISBN 978-0-7864-3410-7
124 photo facsimiles, annotations, 16 illustrations, appendices, notes, bibliography, indexes
342pp. library binding (7 x 10) 2008
あの「ドラキュラ」の作者ブラム・ストーカーが、その作品メモを残していたことをご存知でしょうか。1913年にサザビーのオークションにかけられた後、現在アメリカはフィラデルフィアのローゼンバッハ・ミュージアム(Rosenbach Museum)に納められています。
それら残されたストーカーの手書きメモをひもといた詳細な解説書が発刊されました。メモ部分は複写で、現物そのものが見られます。それに関する注釈や解説を加えたのは、トロント在住でドラキュラ・スカラーとして有名なエリザベス ミラーとヴァンパイア文学作品のコレクターとして知るヒトぞ知るのロバート エイティーン ビサーン。はっきり言って、ヴァンパイア研究者ワールドでコワい者なしのコンビではあるまいか。
ストーカーの手書きノートの一例はミラー博士のサイトで見られます。「手書き読むの苦労したわよ」と言っていた彼女ですが、うーん、これは大変な作業であったことでしょう。
ドラキュラ道を深めたい方の必読書。